子供の絵は、子供の知覚や認識とともに成長していきます。3歳前後の子供はようやく丸い形が描け始める頃ですので、でてきた形を何かに見立てたりして楽しんでいます。そして丸い形に目や口などを描いて顔になることを発見していきます。
この時期の子供は、自分がよく知っていることを中心に描いていきますので、お話をする時に一番よく見る 顔→目→口 が最初に描かれる時が多いです。
そして 鼻→髪の毛 などを描いていきます。ふだん誰かと話をするときに、あまり目に入らない体は描かれないことが多いです。その後、成長とともに体を少しずつ描くようになり、頭と体のバランスがとれていくようになるのすが、子供の絵の成長には2~3年の個人差があるのが普通です。ですから、まわりの子と絵の発達を比べるのはあまり意味がありませんね。それよりは、子供が今感じていることを、形や色におきかえて思う存分
表現していく行為がとっても大切な時期ですね。。 |
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